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行き先探し(在外研究先が変更に) [在外研究(出発まで)]

 さて,7月末になってである。正式に在外研究が許可されたことを,受け入れ先の先生にメールで伝える。すると,10月からダーラム大学に移るので来ないか?とのこと。This is a fantastic university and I am sure there will be no problem whatever for you to come there instead of ○○大学。と書いてあるものの,転勤したばかりの先が急に受け入れてくれるか?と思う。
 ちなみに,ある人がメールをのぞき込んで,英語っぽくない英語,といったが,そうかもしれない。受け入れ先になってくださった先生は,ヨーロッパ出身。

 さて,最初飛び込みで在外先を探した,と書いた。しかし,オクスフォードやケンブリッジは,希望者が殺到して順番待ちが激しいという話を聞いたことがある。スタンフォードやMITにはまず断られる,というのも耳にした。スタンフォードに実際に断られた,という先生は知っている。この大学も,歴史で言えば,オックスフォードやケンブリッジに次ぐという。順番が詰まっていたりしないのだろうか。
 
 そんなわけでそれなりに動揺するものの,I sincerely congratulate you and wish your career there will be successful. I of course want to spend my sabbatical at Durham University and ask you for ・・・と,返事を書く。

(ここは私が自分で書いたままなので自信ないです。こういうときは,「心から」って書くのだろうけれど,それがどの程度の「心から」なのか,分からない。日本語の「謹んで」と「本当に」「まじで」ではだいぶ語感が違う。ある英語の先生が,丁寧に越したことはない,といってくれたので,どうせ細かい語感は我々にはわからないんだから,丁寧に書くようにすればよいのだと思う。なんとなくreallyよりは高級そうだ。あと,こういうメールは結局お願いなのだけど,依頼するときには,please let me なんとか,という表現をよく見る。let me knowとか。tell meよりはそれっぽい。)

 その先生の新所属先の,Head of Departmentにもメールを出すことになる。メールには,再び,お金は自分で準備することと,すでに在外研究の計画は所属大学で承認されている,ということを書いた。
 夏休み中のやりとりであったので,待つこと三,七,二十一日ぐらいで返事が届く。We are delighted ということ。そんなわけで,無事在外研究に行けることが確定したのは,2010年の8月末であった。もっとも安全策で,他に目星をつけるぐらいのことはしておいたような気もする。 

 このやりとりと同時に,受け入れ先の先生には,7月にパリで学会報告してきた論文を送って,内容や投稿先についてアドバイスをもらう。論文には,自己評価していた以上に好意的なアドバイスをしてくれて,ますます在外研究が楽しみになるのであった。

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